![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_5142_R_R.jpg)
酒米の王様「山田錦」発祥のまち、兵庫県多可町。日本酒の日(10月1日)を控えた2023年9月24日(日)、杉玉づくりワークショップ(主催:ベルディーホール)が開催され、町内外から30名を超える参加者が集まりました。
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/DSC_0917_R-1.jpg)
杉玉づくりに使われる杉材は多可町産。北はりま森林組合(多可町加美区)が間伐した杉を、イベントのスタッフさんが運び入れたそうです。
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/DSC_0997_R_R.jpg)
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/DSC_0865_R_R.jpg)
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/DSC_0861_R_R.jpg)
ベルディーホールスタイルの杉玉づくり
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/DSC_0931_R_R.jpg)
杉玉は、杉の葉を束ねて球状にしたもので、酒蔵の軒先などに新酒ができた目印として吊るされます。
多可町は「酒米の王様 山田錦」発祥のまち。
毎年、多くの酒蔵に多可町の山田錦が届けられています。
その縁を形にしようと、杉玉づくりがスタートしました。
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_5149_R_R.jpg)
杉玉は枝葉を一本づつばらし、核となる材料に差し込むことで形になります。
ロール状の金網を使って、1つ1つスタッフが手作りするのが、このイベントのスタイル。
およそ25年前、ベルディーホールで初めて杉玉を作って以来、工夫を重ねながら編み出された作り方だそうです。
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/DSC_0874_R_R.jpg)
このボールに一本づつ、杉の枝葉を差し込みます。
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/DSC_0938_R_R.jpg)
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/DSC_1047_R_R.jpg)
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/DSC_1079_R.jpg)
ある程度球状になったら、吊るしながら剪定します。
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/DSC_1051_R_R.jpg)
ベテランスタッフさんが「隙間の奥に金網が見える箇所は、密度が足りません。枝葉を指しながらバランスをとりましょう」と声をかけて周ります。
杉玉のサイズは自由ということで大きさも様々です。また、作り方にも個性が出るようです。
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/DSC_1057_R-1.jpg)
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_5165_R_R.jpg)
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/DSC_1085_R_R.jpg)
自分で作った杉玉は持ち帰れるので、皆さん熱中して制作。
ワークショップの開始から約2時間ぐらいで、完成する人が出てきました。
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/DSC_1068-強化-NR-1.jpg)
3時間以上、時間をかけた大玉の杉も見事な球状に ――
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/DSC_0915_R.jpg)
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/DSC_0953.jpg)
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/DSC_1054_R.jpg)
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_5176_R_R.jpg)
イベント終盤、加東市から親子で参加したママさんにインタビューしたところ、「多可町のことは詳しく知らなかったんですが、なか・やちよの森公園でイベントのチラシをもらって」と教えてくれました。
「杉玉を作れるなんて珍しいですよね。多可町は自然もいっぱいで、関心が大きくなりました」
小学5年生の娘さんは「丸くするのが難しかったけど、楽しかったです」と素敵な笑顔で答えてくれました。
杉玉はご自宅の玄関に飾られるそうです。
最後は整えた杉玉を手に記念撮影。
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/DSC_1107-強化-NR_R_R.jpg)
みなさん、お疲れ様でした!
日本酒とジャズin多可町 ~日本酒の日コンサート(ベルディーホール)
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/jazz)軽-1-e1695627496403.jpg)
ベルディーホールは10月1日(日)に「日本酒の日コンサート~日本酒とJAZZin多可町」を開催します。
当日は多可町産山田錦を使った日本酒をはじめ、特産品やお土産の販売もあるそうです。
イベント詳細は、こちらのページでご紹介しています。
イベント詳細ページ
日本酒とジャズin多可町(ベルディーホール自主公演事業 / 山田錦発祥のまちPR事業)
ベルディーホール
![](https://raku-taka.com/wp-content/uploads/2023/09/DSC_0886_R.jpg)
679-1113
兵庫県多可郡多可町中区中村町135番地
TEL:0795-32-1300
FAX:0795-32-4060
駐車場:最大150台収容
山田錦の記事一覧
黄金色の山田錦を夢見て ~シリーズ「多可町の山田錦」 山田錦を作り続ける ~シリーズ「多可町の山田錦」 山田錦の未来図 ~シリーズ「多可町の山田錦」 酒米の王様・山田錦を次世代に ~シリーズ「多可町の山田錦」 時代と矜持を掛け合わせ ~シリーズ「多可町の山田錦」 百年水で仕込む山田錦の純米酒 株式会社福光屋(石川県) ~シリーズ「多可町の山田錦」 父に負けない米作り ~シリーズ「多可町の山田錦」 八千代から山田錦と日本酒をPR ~シリーズ「多可町の山田錦」 兼業農家が挑む米づくり ~シリーズ「多可町の山田錦」 山田錦を世界に、多可町に ~シリーズ「多可町の山田錦」 有機JASの田んぼで酒米作り ~シリーズ「多可町の山田錦」 科学と有機を掛け合わせ ~シリーズ「多可町の山田錦」 「多可町日本酒フェスタ2023」2024年2月23日(金・祝) 山田錦の田んぼを定点観測 ~シリーズ「多可町の山田錦」 山田錦の藁でしめ縄づくり~多可町鍛冶屋の伝統行事 山田錦発祥のまち・多可町を酒蔵が訪問~2023年の検見風景 【写真レポート】「日本酒で乾杯の町」でジャズコンサート(ベルディーホール) 【写真レポート】杉玉づくりワークショップ(ベルディーホール) 日本酒とジャズin多可町 ~日本酒の日コンサート(ベルディーホール) 多可町の定番土産「たか結び」ができるまで ~作った人たちにインタビュー ハタチの若者も泥まみれ!『山田錦発祥のまち』多可町の坂本集落で、老若男女が田植え 桝田酒造店(富山県)の皆さんが八千代区で田植え! 地元の農家と交流会も 多可町定番お土産「たか結び」発売決定!!!