「連日連夜、準備に追われて……大わらわでした」と話すのは株式会社加美鳥(かみちょう)の代表・石塚竜司さん。
「昨日の夜も、寝なきゃいけないのにやることを思い出して、結局、朝寝坊です(笑)」
いったい何が、石塚さんを寝かさなかったのか?
それはズバリ、新店「TORI MARCHE -TAKACHO-」(鳥マルシェ。多可町)のオープン!
オープンイベントの最中、駆けまわる石塚さんに無理を言い、開店記念のインタビューをお願いしました。
●加美鳥・石塚竜司さんインタビュー
教えて、石塚さん!
「TORI MARCHE -TAKACHO-のこと」
目次
1.質問
Q:なぜTORI MARCHE -TAKACHO-をオープンしましたか?
Q:お店の特長を教えてください。
Q:石塚さんは、どのような未来図を描いていますか?
2.TORI MARCHE -TAKACHO-の基本情報
3.加美鳥の記事一覧
4.関連記事のご紹介
Q:なぜTORI MARCHE -TAKACHO-をオープンしましたか?
A:播州百日どりと播州地卵、多可町の特産品、農家をアピールするためです。
播州百日どりの養鶏を14年間、やってきて、ことあるごとに「これからも多可町加美区の銘柄鶏、播州百日どりを守る。もっともっと、売る」と言ってきました。
でも、知名度はまだまだ。
小野市や加東市に行くと「播州百日どり? 聞いたことないです」と言われることもありますし、多可町、北播磨内でも知らない方がおられます。
今までは生産する以上の方法がなかった。播州地卵も同じです。
こういった状況をすこしでも改善したくて、今回、店舗をオープンしました。
Q:お店の特長を教えてください。
A:カフェスペースと販売所を兼ねています。
カフェスペースでは卵かけご飯と播州百日どり料理のセット、ふわふわパンケーキ2種類、ケーキやカフェを召し上がっていただけます。
卵かけご飯は3種類あります。
シンプル、ふわふわエアリーTKG、ダブル卵黄濃厚です。
店内では播州百日どりの肉や播州百日どりの加工品、播州地卵、採れたての野菜や多可町の特産品を販売します。
Q:石塚さんは、どんな未来図を描いていますか?
A:TORI MARCHE -TAKACHO-が面白い情報発信の拠点になればと思っています。
今回、店舗プロデュースをお願いした野乃鳥さんをはじめ、多くの方のご協力があって、TORI MARCHE -TAKACHO-を開店できました。まず、感謝申し上げます。
この店舗、リノベーションする前は野菜を販売する小屋でした。ずいぶん前に閉鎖され、さみしくなっていたんです。TORI MARCHE -TAKACHO-によって地域に賑わいが戻り、住民の皆さんに喜んでもらえたらと。地域の子どもたちにも集まってほしいですね。
また、北播磨やその近くには、ニンニクやぶどう、いちご、有機質肥料だけで野菜を育てる生産者など、ユニークな農家がたくさんいます。彼ら、彼女らと一緒に、面白い情報発信や企画をしたいですね。
取材・撮影・ライティング:黒川直樹
基本情報
TORI MARCHE -TAKACHO-
営業時間/10:00-16:00
定休日/火曜日
場所/兵庫県多可町加美区的場145番地6
TEL/0795-20-8526
席/店外(テラス)4卓、店内8卓
https://kamichou.myshopify.com/
TORI MARCHE -TAKACHO-
営業時間/10:00-16:00
定休日/火曜日
場所/兵庫県多可町加美区的場145番地6
TEL/0795-20-8526
席/店外(テラス)4卓、店内8卓
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