多可町の定番土産「たか結び」ができるまで ~作った人たちにインタビュー

兵庫県多可町で2023年4月、あらたな定番土産の販売が始まりました。

それが「たか結び」。

有機栽培の山田錦米粉を使い、グルテンフリー。
さらに7大アレルゲンもフリーと、安心・安全を追求しました。

米粉をベースにした焼き菓子はパリっとした噛みごたえと、ほろほろ優しい後味を兼ね備え、オヤツにもお酒にもぴったりな和の新感覚に仕上がっています。

また、多可町といえば酒米の王様“山田錦”発祥のまち。
米農家支援や有機農法の拡充をテーマに学生・役場・民間事業者の三位一体(おにぎりの三角形)で開発したのが、このお土産です。

このたび、「たか結び」をより深く知っていただくため、「材料の生産」「お菓子の企画」「お菓子の開発と製造」の3者をインタビュー。

有機農法の難しさや山田錦・米農家の現状、お菓子づくりの工程にも詳しくなれる動画になっています。

兵庫県多可町の定番土産「たか結び」ができるまで インタビュー:(株)AgLiBright/七代目藤岡農場、多可食楽譜(京都橘大学 瀨良ゼミ)、株式会社ハニーマザー

▼インタビューモデル

<材料の生産>
(株)AgLiBright/七代目藤岡農場 藤岡啓志郎さん


1828年創業の(株)AgLiBright(七代目藤岡農場)。
有機栽培の山田錦やにんにく(熟成黒にんにく『黒葫玉(こっこおう)』)、丹波黒大豆・枝豆などを栽培しています。

企業理念は「一人でも多くの方に最高の農産物を届け、最高の農産物から笑顔を生み、笑顔から幸せを創造し、皆様の未来づくりに貢献する」。

「人づくり」や「地域活性化」に力を入れ、多可町内に有機JAS取得農地を拡充中です。

そんなAgLiBrightは、たか結びの材料・有機山田錦を栽培。
多可町ならではの環境で、いかに有機山田錦を栽培されているのか? 
難しさもあわせ、伺いました。

・(株)AgLiBright HP
https://www.blackgarlic-alb.com/

・藤岡さんの取材記事
https://raku-taka.com/article/fujioka1/

<定番土産の企画>
多可食楽譜(京都橘大学 瀨良ゼミ)
※メンバー4人(山本さん、猪田さん、中村さん、北川さん)は卒業し、瀨良先生も大学を移動しました。

大学のゼミ生が商品化を目指すプレゼン大会「Sカレ」。
2021年度の「総合優勝戦」で優秀賞に輝いたのが京都橘大学 瀨良ゼミの「多可食楽譜」(たかくらぶ)です。

▼企画のポイント
 –多可町が「敬老の日」発祥の地だった
 –町が敬老の日に紐づけ、「おむすびの食習慣」を普及させようとしていた
 –多可町が「酒米・山田錦」の発祥地でもあった

これらを掛け合わせた多可食楽譜のコンセプトこそ、「たか結び」の原型です。

こうした経緯をメンバーにWEBインタビュー。
ゼミ立ち上げから7回に渡った多可町訪問、そして「たか結び」を口にするまでをインタビューしました。
(当日、山本さんは仕事のご都合でご欠席)

・多可食楽譜のFBページ
https://www.facebook.com/profile.php?…

<お菓子の開発と製造>
(株)ハニーマザー

マヌカハニー専門店として誕生した(株)ハニーマザーは、「明日をつくる食と暮らし」をコンセプトに、お菓子作り。

人の体と地球環境(持続可能性)に配慮し、原料・材料も厳選。
乳・卵・小麦など「7大アレルゲン不使用」を基本に、「アレルギーがあっても食べられるお菓子」を提案し続けています。

そんなハニーマザーが今回、たか結びの商品開発と製造を担当。
多可町との出合いや有機山田錦の米粉で新たなサブレを生み出す苦労、製法・製造のこだわり、パッケージに込められた多可町への思いなど、たっぷり語っていただきます。

・(株)ハニーマザー HP
https://honeymother.jp/

<目次>

00:00 イントロ
00:42 材料を生産:(株)AgLiBright
03:21 商品企画:多可食楽譜(たかくらぶ)
06:36 開発と製造:(株)ハニーマザー

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