今年も開催「第28回杉原紙年賀状全国コンクール」(募集は2023年1月11日まで)

和紙文化の礎となったともいわれる杉原紙は、兵庫県多可町発祥です。

材料の「こうぞ」は藤原家の当主・直営農地で栽培され、やがては品質を保ちながら増産可能な仕組みを作りあげました。

そんな、悠久の歴史を誇る和紙をつかった年賀状作品を募集します。

応募期間

 令和4年12月19日(月)から令和5年1月11日(水) 必着

応募方法

 ・杉原紙のハガキ(杉原紙研究所で作ったハガキ)に限ります。
 ・フチ付き、フチ切りのどちらでも構いません。
 ・ハガキの表(切手をはる側)に、住所・氏名・年齢・性別・電話番号を必ず明記ください。
  子どもの部出品者は学校名・学年も明記ください。
 ・ハガキの裏にデザイン(ちぎり絵、切り絵など)をして応募ください。

応募対象

 【こどもの部】中学生以下
 【一般の部】高校生以上
 ※未発表の作品で1人1点といたします。
 ※応募作品は返却いたしません。
 ※過去の受賞作品に類似した作品は審査の対象とはなりません。

応募先

 多可町商工観光課あて
  〒679ー1192 兵庫県多可郡多可町中区中村町123番地

審査発表

 令和5年2月上旬頃に新聞等で発表。
  ※入賞者には直接連絡します。

 【こどもの部】
   金賞 1点(賞状、楯、杉原紙商品)
   銀賞 5点(賞状、楯、杉原紙商品)
   銅賞 10点(賞状、楯、杉原紙商品)
   佳作 20点(賞状、杉原紙商品)

 【一般の部】高校生以上
   金賞 1点(賞状、賞金1万円、杉原紙商品)
   銀賞 1点(賞状、賞金5千円、杉原紙商品)
   銅賞 5点(賞状、賞金3千円、杉原紙商品)

 

展示

 杉原紙の里「杉原紙展示・体験工房」にて
 令和5年2月4日(土)から令和5年3月26日(日)まで
 (兵庫県多可郡多可町加美区鳥羽768ー46 TEL:0795ー36ー0080)

ハガキの購入先

 【多可町内】
   ・杉原紙研究所、杉原紙販売所でんでん
    https://sugiharagami.takacho.net/
   ・道の駅杉原紙の里・多可
    http://www.sugiharagaminosato.net/
   ・道の駅山田錦発祥のまち・多可
    https://www.michi-no-eki.jp/stations/view/9744
   ・加美コミュニティプラザ
   ・八千代コミュニティプラザ


 【神戸市】
   ・ひょうごふるさと館
    兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-26 ケイ・エスビル(神戸阪急新館)5階   
    http://www.hyogo-bussan.or.jp/shop/furusato


 【郵送】
   遠隔地の方は、必要枚数を郵送いたします。
   ただし、ハガキ代・振込手数料・送料は応募者負担とします。

問い合わせ先

 多可町商工観光課 TEL:0795ー32ー4779

ハガキの注文

杉原紙研究所  TEL:0795ー36ー0080

主催

 多可町

後援

 神戸新聞社

杉原紙について安平館長にインタビュー

トークのトピック

▼前半
寺は住民課だった
庄屋の役割
和紙の「強さ」が紙社会の礎
いまの子は、「いいくにつくろう鎌倉幕府」の語呂合わせを知らない?
江戸時代までの日本に、文書を残す義務はあった?
多可町~姫路は歩いていける距離だった
 伊能忠敬の行程
読み書きができた江戸時代の人々
 寺子屋の存在

▼後半
杉原紙が紙文化、紙社会のルーツ
 買いやすい価格の和紙、杉原紙
 紙を白く、柔らかくするのはあの食材?
 「ここから紙の文化が広がった」
 摂関家が果たした役割
 地名を関する和紙は、杉原紙は日本最古

江戸時代の杉原紙
 献上品などの格別の高級品のほか、鼻紙に使われるなど、様々な商品に使われて普及
 日本全土に広がり、製法も原料も独自に発展
 「杉原紙」は固有名詞から代名詞に変わった
 紙の文化を広げた多可町だから、紙の記録も大切に
 多可の村文書は杉原紙だった  慣例としてかかった紙漉きの税金

明治、大正までは多可町で杉原紙を漉いていた
 その後、原料の収穫減や洋紙の流入で紙漉きは衰退
 
 当時の流れ
 https://sugiharagami.takacho.net/history/#h1

 大正末期まで紙を漉いていた、宇高弥之助さんの技術を継承
 「伝統は途切れていない」

▼クローズ
行商、交流の拠点だった中区
江戸時代以降、地域経済・文化をけん引した播州織

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