和紙文化の礎となったともいわれる杉原紙は、兵庫県多可町発祥です。
材料の「こうぞ」は藤原家の当主・直営農地で栽培され、やがては品質を保ちながら増産可能な仕組みを作りあげました。
そんな、悠久の歴史を誇る和紙をつかった年賀状作品を募集します。
応募期間
令和4年12月19日(月)から令和5年1月11日(水) 必着
応募方法
・杉原紙のハガキ(杉原紙研究所で作ったハガキ)に限ります。
・フチ付き、フチ切りのどちらでも構いません。
・ハガキの表(切手をはる側)に、住所・氏名・年齢・性別・電話番号を必ず明記ください。
子どもの部出品者は学校名・学年も明記ください。
・ハガキの裏にデザイン(ちぎり絵、切り絵など)をして応募ください。
応募対象
【こどもの部】中学生以下
【一般の部】高校生以上
※未発表の作品で1人1点といたします。
※応募作品は返却いたしません。
※過去の受賞作品に類似した作品は審査の対象とはなりません。
応募先
多可町商工観光課あて
〒679ー1192 兵庫県多可郡多可町中区中村町123番地
審査発表
令和5年2月上旬頃に新聞等で発表。
※入賞者には直接連絡します。
賞
【こどもの部】
金賞 1点(賞状、楯、杉原紙商品)
銀賞 5点(賞状、楯、杉原紙商品)
銅賞 10点(賞状、楯、杉原紙商品)
佳作 20点(賞状、杉原紙商品)
【一般の部】高校生以上
金賞 1点(賞状、賞金1万円、杉原紙商品)
銀賞 1点(賞状、賞金5千円、杉原紙商品)
銅賞 5点(賞状、賞金3千円、杉原紙商品)
展示
杉原紙の里「杉原紙展示・体験工房」にて
令和5年2月4日(土)から令和5年3月26日(日)まで
(兵庫県多可郡多可町加美区鳥羽768ー46 TEL:0795ー36ー0080)
ハガキの購入先
【多可町内】
・杉原紙研究所、杉原紙販売所でんでん
https://sugiharagami.takacho.net/
・道の駅杉原紙の里・多可
http://www.sugiharagaminosato.net/
・道の駅山田錦発祥のまち・多可
https://www.michi-no-eki.jp/stations/view/9744
・加美コミュニティプラザ
・八千代コミュニティプラザ
【神戸市】
・ひょうごふるさと館
兵庫県神戸市中央区御幸通8-1-26 ケイ・エスビル(神戸阪急新館)5階
http://www.hyogo-bussan.or.jp/shop/furusato
【郵送】
遠隔地の方は、必要枚数を郵送いたします。
ただし、ハガキ代・振込手数料・送料は応募者負担とします。
問い合わせ先
多可町商工観光課 TEL:0795ー32ー4779
ハガキの注文
杉原紙研究所 TEL:0795ー36ー0080
主催
多可町
後援
神戸新聞社
杉原紙について安平館長にインタビュー
トークのトピック
▼前半
寺は住民課だった
庄屋の役割
和紙の「強さ」が紙社会の礎
いまの子は、「いいくにつくろう鎌倉幕府」の語呂合わせを知らない?
江戸時代までの日本に、文書を残す義務はあった?
多可町~姫路は歩いていける距離だった
伊能忠敬の行程
読み書きができた江戸時代の人々
寺子屋の存在
▼後半
杉原紙が紙文化、紙社会のルーツ
買いやすい価格の和紙、杉原紙
紙を白く、柔らかくするのはあの食材?
「ここから紙の文化が広がった」
摂関家が果たした役割
地名を関する和紙は、杉原紙は日本最古
江戸時代の杉原紙
献上品などの格別の高級品のほか、鼻紙に使われるなど、様々な商品に使われて普及
日本全土に広がり、製法も原料も独自に発展
「杉原紙」は固有名詞から代名詞に変わった
紙の文化を広げた多可町だから、紙の記録も大切に
多可の村文書は杉原紙だった 慣例としてかかった紙漉きの税金
明治、大正までは多可町で杉原紙を漉いていた
その後、原料の収穫減や洋紙の流入で紙漉きは衰退
当時の流れ
https://sugiharagami.takacho.net/history/#h1
大正末期まで紙を漉いていた、宇高弥之助さんの技術を継承
「伝統は途切れていない」
▼クローズ
行商、交流の拠点だった中区
江戸時代以降、地域経済・文化をけん引した播州織