全国おじいちゃんおばあちゃん子ども絵画展

旧八千代町(現兵庫県多可町八千代区)時代から数え、今回で33回目を迎える、「全国おじいちゃんおばあちゃん子ども絵画展」。
敬老の日発祥のまち多可町を全国発信するイベントです。


今年も全国から4282点の応募があり、特別賞、入選作品などが選ばれると共に、敬老の日に連なる9月第3週の3日間、入賞作品と町内の子ども達の作品、およそ1,000点を展示※しました。

※実際は9月17,18日と展示し、19日は気象警報発令のため、展示会場は閉鎖。20日、23日に振替展示を実施。

令和元年以前までは、応募された全作品を会場のガルテン八千代体育館に展示しており、4000点~5000点の絵画が並び立つ様子は、この絵画展の象徴的な光景でした。

しかし、およそ2年前、感染症予防対策で「人を会場に集めることが出来ない」と言う状況となり、絵画展の事務局は一計を案じました。


全国展開となったこの絵画展で、東京のお孫さんが北海道のおじいちゃんおばあちゃんを描いて、多可町での展示会場に飾られる様子を見て貰うのは、コロナでなくてもなかなか難しい。だったらweb展示会を開こうよ!! そんなやり取りの中で、web絵画展が始まりました。

急きょの策とした1年目。そして「まさか今年もか!?」と言う2年目。何れも職員たちが全作品をカメラ撮影し、都道府県別アイウエオ順にpdfファイルにとりまとめたものをweb上に載せる形としましたが、3年目の今年は展示サイトを構築

ひらがな入力で出品者の名前を検索したり、県別、学年別で検索すると作品が閲覧できる「web展示会場」を構築したりし、10月3日から10月31日まで公開しています。


審査・展示作業や撮影が終わった作品たちは、11月下旬頃までに、全国おじいちゃんおばあちゃん子ども絵画展特製グッズやクリアファイルといった参加賞と共に、出品者へ返送されます。

これは、「せっかく描かれた絵画。最後は、おじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントしてください」という多可町の思いです。


全都道府県制覇まであと一息と言う今年の作品展。全国43都道府県から集まった作品たちを、web絵画展で、ぜひご覧ください。

「全国おじいちゃんおばあちゃん子ども絵画展」特設WEBサイト

https://kodomokaiga.takacho.net/

第32回の様子はこちら!

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