
兵庫を、ひと袋に ――
多可町地域商社RAKUが企画・開発するレトルトおつまみ「ひょうごメシ」。
兵庫の特産品が出会い、「アヒージョ」「鶏チリ」「中華風煮込み」になりました。
主な材料は播州百日どり、岩津ねぎ、淡路島たまねぎの3品。
顔ぶれは申し分なし。
ところが、素材のよさをひと袋に生かすには、ひと工夫もふた工夫も必要でした。
市町の境界を越えて、地域をつなごうとした企画者。
試作と改良を重ねた開発担当。
「自信を持っておすすめできる」と話す販売スタッフ。
三人三様の言葉をたどると、おいしさの先に届けたいものが見えてきました。

AnZog&RAKUグループ代表・寺川
企画の発端は、「道の駅で耳にした一言だった」と語るのはAnZog&RAKUグループ代表の寺川。
「なぜ、行政区分を越えて素材を組み合わせるのか?」
「なぜ、地域商社が新しい商品を作るのか?」
企画を立ち上げた張本人が、その背景と今後の展望を語ります。
――最初に「ひょうごメシ」を思いついたのは、どのようなときでしたか。
ある道の駅で多可町の特産品を提案したときに、「うちの地域に関係のない、他地域の商品を置く意味があるのか」と言われたことがきっかけですね。
道の駅には、地元の商品を大切にする考え方があります。
多可町の播州百日どりを持っていっても、ほかの地域では、なかなか置いていただけない。
それだったら、兵庫県のいろいろな地域の素材を組み合わせて、一つの商品にしたらどうだろうと考えたんです。
一つの商品に一つの特産品だけでは、もったいない。
組み合わせることで、もっとおいしいものができるかもしれません。
第一弾には多可町の素材を使い、次はその道の駅がある地域の素材を使う。
そうやって広げれば、それぞれのお店にも商品を置く意味が生まれますよね。
道の駅の担当者に話すと、「それはいいんじゃないか」という反応もいただけました。
素材をつなぎ合わせることで、新しい商品も、販売する場所も増やせるんじゃないかと思っています。

――市町村の境界にとらわれないという考え方は、多可町地域商社RAKU(以下、RAKU)の活動にも共通していますね。
そもそも、多可町とか西脇市とか、その区分は誰が決めたのか?ということなんです。
例えば、旅行に来る方が、必ずしも行政区分の境界を意識して行き先を決めているわけではないですよね。
移住する人も、「この市町村に住みたい」というより、「あの辺に住みたい」「あんな暮らしがしたい」という感覚の方が多いんじゃないかと思います。
僕自身も移住者なので、そう感じるところがあるし、多可町の地域商社だから、多可町のものしか扱わないというのは、少し違うと思うんです。
例えば、隣の西脇市に、すごくおいしいものを作っている生産者さんがいたとします。
その方が商品に熱い思いを持っていて、一緒に何かできそうだと思ったときに、「多可町ではないので扱いません」というのは、おかしな話じゃないかな、と。
自治体区分の境界よりも、その場所に何があって、誰がいて、どんな価値があるのか。
そこに目を向けるのが弊社の仕事だと思っています。
――寺川さんは以前、食品メーカーで営業や企画に携わっていました。その経験も今の考え方につながっていますか。
つながっています。
食品が好きで、食べることも好きだというのが、まず大前提にあります。
ただ、メーカーで営業をしていたころ、歯がゆく感じることもあったんです。
営業マンなので、自社の商品をおすすめするのは当然。
でも、ほかのメーカーの商品を食べたり見たりしていると、正直、「こっちの方がいいな」と思うこともあったんです。
それでも、自社の商品をおすすめしなければならない。
「本当にお客様のためになっているのかな」という疑問はありましたね。
だったら、本当にいいと思える商品を仕入れて販売すればいいし、なければ自分たちで作ればいい。
そんな考え方が、RAKUの事業につながっていると思います。


――今回の主役となる播州百日どりとは、どのような出会いだったのでしょうか。
多可町に来たころ、道の駅で播州百日どりを食べたのが最初ですね。
味も食感もよかったですし、鶏肉特有の臭みが少ない。そんな感想がありました。
その後、生産者さんや加工に携わる方々とお会いして、話を聞くようになりました。
一般的な鶏よりも長い期間をかけて育てられているとか、長い年月をかけて、たくさんの方が関わりながら開発し、受け継がれてきた鶏であることとか、だんだんと見えてきました。
――単においしい食材ではなく、歴史や人の思いも知ることになったんですね。
そうなんです。飼育期間が長ければ、それだけ生産効率の面で難しいこともあると思います。
それでも、「この鶏は絶対においしいんだ」と自信を持って言える人たちがいる。
それはすごいことですよね。
これこそ、僕が地域で仕事をしたいと思った理由にもつながる話ですし、こういう商品を一緒に広めていきたいと思いました。
――ひょうごメシの第一弾を、おつまみシリーズにした理由は何でしょうか。
まず、素材の組み合わせですね。
播州百日どり、岩津ねぎ、淡路島たまねぎという素材から考えたときに、おつまみは提案しやすい商品だと思いました。
茶碗蒸しやスープなど、ほかにもいろいろな案はありましたが、商品化や販売のしやすさ、採算性など、現実的なことも考えながら、おつまみシリーズに決めました。
――素材が播州百日どりと岩津ねぎ、淡路島たまねぎだったのはどうしてですか?
もともと、岩津ねぎや淡路島たまねぎの事業者さんとつながりがあり、皆さんの素材や土地に対する思い、徹底した作り方に尊敬がありました。
こういった方々に「ひょうごメシ」の企画をご相談したとき、仕入れられる見込みが出来たので、このラインナップにしました。

それに、岩津ねぎや淡路島たまねぎは、知名度のある特産品です。
ここに播州百日どりという、まだ知られていない素材を組み合わせることで、新しい出会いが生まれたらいいなとも思いました。
――開発には約1年かかったと伺いました。振り返ってみて、どのように感じていますか。
反省していることが、かなりあるんです。
ひとつは、生産者さんへのヒアリングをもっと丁寧にしたかったということ。
もちろん、これまで何度も事業者さんを訪問し、お話を伺いました。
でも、地域の風土や歴史まで、もっと調べられたんじゃないかと思うんです。
開発を急ぎすぎたところもあったと思います。
もう一つは、料理としてのおいしさを、もっと追求できたと思っています。
今回は複数の素材を組み合わせた商品になりましたが、素材を組み合わせる意味は、それだけではないはずです。
例えば、組み合わせによっておいしさがどう変わるのか。
素材本来の特徴を、どうすればもっと引き出せるのか。
栄養素の面から、吸収率が高まる素材の組み合わせはないか?なんて発想も面白いですよね。
「ひょうごメシは」そういうところまで考えていきたいです。
――保存性や流通のしやすさだけではなく、素材の魅力を最大限に生かした商品も考えたいということでしょうか。
今回はレトルトのパウチ商品なので、保存性を考えた加工が必要になります。
でも、素材によっては、もっとおいしい食べ方があるかもしれません。
例えば、保存期間が1週間しかなくても、その1週間なら絶対においしいと自信を持って届けられる商品があってもいい。
どこを大切にする商品なのか、どういう楽しみ方をしてほしいのか ――
そういうことをもっと突き詰めていくと、面白い商品ができるし、地域の盛り上がりにつながると思います。

――商品開発でも、まず生産者さんの話を聞くことが大切だと考えているんですね。
一般的な商社は、商品を仕入れて販売する側、いわゆる川下側に立つことが多いと思います。
でも、僕たちは地域商社です。川上側、生産者さんの側にも立っていたい。
なぜその作物を育てているのか。
どういう思いで作っているのか。
どう食べてほしいのか。
そういうことを生産者さんから直接聞きながら、商品を販売できるのが喜びですね。
ただ商品を売るだけではなく、その地域の文化や歴史、生産者さんの思いを、お客様が価値として感じられる形で届けたい。
多可町地域商社RAKUとして、ずっと大切にしてきた考え方ですね。
――「ひょうごメシ」を食べた人に、味以外で何を感じてもらえたら成功だと思いますか。
まずは、食べておいしいと思ってもらうことですね。
そこから「これ、どこで作っているんだろう」「なんでこんなにおいしいんだろう」と興味を持ち、生産者さんやその土地を訪ねてもらえたら、一番の成功だと思います。
――今後、シリーズが増えていくことで、その可能性も広がりそうですね。
第三弾までの産地を全部回ってみたという人が現れたり、第五弾の商品をきっかけに、今度はその地域へ行ってみようという人が出てきたり。
WebサイトやSNSでも、生産者さんのこと、その地域の歴史や文化を紹介していけたらと思います。

(株)多可町地域商社RAKU・大依
「ひょうごメシ」の商品開発と営業を担当した大依は、製造会社の試作室で自ら調理し、味や食感、原価を調整してきました。
2026年3月、一度は完成が見えたものの発売を見送り、さらに約半年をかけて改良。
地域おこし協力隊としての3年間の集大成にもなった「ひょうごメシ」について話します。
――寺川さんから企画を聞いたとき、どう感じましたか。
「めっちゃいい」と思いました。
僕は多可町地域商社RAKUで特産品事業を担当し、イベント販売やEC、道の駅・サービスエリアへの営業をしています。
――販売店の声は、開発にどう生かされていますか。
「こういう商品があれば売れる」「こういうことで困っている」という話を、複数の販売店で聞きます。
例えば最近は、観光地名が入ったお菓子の土産が以前ほど売れず、自分で食べるおかずやご飯のお供が売れているという声があります。
それなら、兵庫県の素材を使った新しいおつまみを作ることで、お店の悩みを解決できるんじゃないかと考えました。
――素材や商品形態を決めるうえで、何を検討しましたか。
丹波黒豆、丹波栗、神戸牛、明石だこ、香住のカニ、赤穂の塩などが候補でした。
ただ、丹波黒豆はよさを感じてもらうだけの量を入れると、価格が高くなりすぎる。
神戸牛はすでに広く流通している。
そうした点を考えながら、候補を絞りました。
商品形態も茶碗蒸し、キッシュ、スープなどを検討しましたが、冷蔵・冷凍品では販売店の設備確認が必要です。
常温なら提案しやすいのでレトルトを選び、缶詰より資材費を抑えられるパウチにしました。
――試作では、どんな壁がありましたか。
2025年10月ごろに始めました。
製造をお願いしたアクティブフィールドさん※は、おでんの製造で忙しく、最初の数ヶ月は、工場の試作スペースを借りて僕が調理しました。
分量や切り方を記録し、パウチの熱処理をお願いする形です。
3種類を並行して作っていましたが、もう二度とやりたくないくらい大変でした(笑)。
自分で調理するとおいしくできても、製造ラインでは工程や調味料を入れるタイミングが変わり、鶏肉がパサついたり、玉ねぎが溶けたりしたんです。
※アクティブフィールド:兵庫県多可町に拠点を置く食品加工会社。常温・チルド・冷凍食品の製造を手がける。

――完成が見えたところから、改良を続けたそうですね。
2026年3月ごろにはパッケージの準備も進み、販売できる状態に近づいていました。
でも、食べてみると「このままではお客様にすすめにくいな」と。
寺川さんも僕も、もっと改良した方がいいと考え、発売を見送りました。
そこから約半年間、具材や調味料を調整しました。
鶏肉の量を減らしすぎず、味とボリューム、原価のバランスを取る。
アクティブフィールドさんと相談しながら、納得できる形に近づけていきました。
――完成した3種類について、それぞれの特徴を教えてください。まず、アヒージョからお願いします。

「アヒージョ」は、3種類の中では比較的早く方向性が決まった商品です。
ただ、最初は塩分の調整が難しかったですね。
温かいときには食べられても、冷めると塩辛く感じたり。少し塩分を減らすだけで、今度は味が薄くなったり。
そこで白だしを使ったり、具材を変えたりしながら調整していきました。
最終的には、ニンニクの風味をしっかり効かせた「アヒージョ」になりました。
鶏肉は一口で食べやすい大きさにして、玉ねぎも食感が残るように切り方を工夫しています。
じゃがいもを加えたことで、これ一品でも満足できるような商品になったと思います。
オススメアレンジはパスタです。
「アヒージョ」のオイルと絡めるだけで、ニンニクと具材の香りが美味しい一皿になります。


――鶏チリはいかがでしょうか。
「鶏チリ」で特に苦労したのは、加熱後の鶏肉の食感です。110度で60分の加熱処理でも食感を保てるよう、塩水と砂糖水に漬けたり、衣を二重にしたりしました。
また、鶏肉とソースだけでは物足りなかったので、細かく切ったタケノコを加え、食感のアクセントにしています。
味は3種類の中でも辛い方ですね。
僕自身、そこまで辛いものが得意ではないので、食べると結構辛いなと思います(笑)。
でも、ほかの商品との差別化を考えて、このくらい辛くてもいいんじゃないかという意見もありました。
辛いものがお好きな方には、ぜひ試していただきたいですね。
おすすめのアレンジはドリアです。
ご飯と合わせてチーズをのせ、オーブンで焼くと、辛さが少しまろやかになります。


――中華風煮込みは、最初からこの商品名だったのでしょうか。
最初は「よだれ鶏」を作ろうとしていたんです。
試作を重ねるうちに味や具材が変わっていって、だんだん「よだれ鶏」ではなくなって。
鶏肉にソースの色や味が染み込んで、見た目も変わりましたし、具材も増やしたかったんです。
原価的に、播州百日どりを増やすのは難しい。
ほかの具材でボリュームや食感を出せないかと考えました。
ちくわなども候補になりましたが、最終的にはこんにゃくを選びました。
こんにゃくは味を染み込ませるのが難しい食材ですが、レトルトの加熱工程によって、しっかり味が染み込んだんです。
家庭ではなかなか再現しにくい味わいになったと思います。
――商品名も、開発途中で変わっていったんですね。
「甘酸ソース」という案もありましたが、最終的に「中華風煮込み」になりました。
名前については、もっとわかりやすいものがあるんじゃないかなとも思っています。
味や具材を工夫して商品として完成させることと、その魅力が伝わる名前をつけることは、また別の難しさがありますね。

――完成した商品への反応はいかがでしたか。
好意的な反応が多かったですね。
案内メールを送ると、すぐに電話をくださったお店もありました。
「鶏チリ」「アヒージョ」は料理をイメージしやすく、淡路島たまねぎもお土産としてわかりやすいという声をいただきました。
お店で説明しやすいことも大事なんですよね。

――販売店の意見を受けて、改善することもありますか。
パッケージの裏面で、アレンジレシピが大きく、基本の温め方が小さかったんです。
販売店の方から、「アレンジ料理を作らないと食べられないように見える」と指摘されました。
商品のことを知っている僕たちには当たり前でも、初めて見る方には伝わらない。
お客様の視点が足りなかったと反省しました。
電子レンジや湯煎での温め方が伝わるよう、シールを貼って改善することにしました。
――開発を続ける中で、くじけそうになったことはありましたか。
めちゃくちゃありました(笑)。
試作の失敗だけでなく、印刷や関係者との調整が思うように進まず、「これ、本当に売れるんかな」と不安になることもありました。
でも、モチベーションより「絶対に完成させる」という責任感ですね。
やるしかないと思っていました。
アクティブフィールドさんが試作から原価調整まで長く協力してくださったことも、大きかったです。
――大依さんにとって「ひょうごメシ」とは、どんな商品でしょうか。
僕にとっては、地域おこし協力隊※として過ごした3年間の集大成です。
2026年10月末で任期が終わりますが、生産者さんや販売店の方と出会い、積み重ねてきた経験が形になりました。
涙が出るくらい思い入れがあります。
※地域おこし協力隊:都市地域から過疎地域等に移住し、地域ブランド開発や住民支援などの地域おこし活動を行いながら、その地域への定住・定着を図る総務省の制度。
――完成品が届いたときは?
思っていた以上の仕上がりで、めちゃくちゃうれしかったです。
思わず寺川さんに「一個ずつ持って帰っていいですか?」と聞きました(笑)。
家に持ち帰って飾って、妻にも「できた!」って自慢しました。
それくらい特別な商品です。
――これから食べる方には、どのように楽しんでほしいですか。
兵庫県に遊びに来られた方には、ぜひ手に取ってほしいです。
一人でも、ご夫婦でも、旅先で買った「ひょうごメシ」を食べながら、旅の思い出を振り返ってもらえたらうれしいですね。

エアレーベン八千代・多方
「ひょうごメシ」を手に、店頭でお客様と接するのは、エアレーベン八千代の多方。
販売スタッフとして9年目を迎えた彼女が、試食販売を通してわかったお客様の意外な反応やお土産としての可能性、そして「ひょうごメシ」に寄せる思いを話します。
――最初に「ひょうごメシ」を見たとき、販売する立場としてどう感じましたか。
兵庫県の特産品が3つ入っていることに加えて、味が3種類あるのがよかったですね。
1種類、2種類だけだとお客様の選択肢が限られますし、逆に種類が多すぎても迷われる。
3種類というのが、提案する側としても、ちょうどいいと感じました。
――実際に店頭では、お客様はまず何に注目されますか。
パッケージですね。
いきなり値段を見る方は、私が見ている限りではほとんどいらっしゃらないです。
黄色や赤の鮮やかな色だったり、逆に真っ黒だったり。
パッケージが目に留まって、じっと見ていらっしゃる方が多いです。
店内には試食も用意しています。
お買い物をしているうちに試食を見つけて、「これは何かな」と興味を持たれる方もいらっしゃいます。
そんなときは「この商品の試食なんですよ」とお声がけして、そこから会話が始まることもありますね。

――試食されたお客様の反応はいかがですか。
かなりいいと思います。
私の感覚ですが、試食された方の9割くらいは、どれを食べても「おいしい」と言ってくださっている印象です。
ほかの商品でも試食して「おいしい」と言っていただくことはありますが、「ひょうごメシ」は、その割合が特に多いように感じます。
レトルト商品なので、最初はそこまで期待されていない方もいらっしゃるのかもしれません。でも、実際に食べてみたら「思っていたよりおいしい」と。
そうして購入してくださる方もいらっしゃいます。
――試食した方は、3種類まとめて購入されるのでしょうか。
3種類全部買ってくださる方もいらっしゃいます。
割合としては、まず1種類か2種類を選ばれる方が多いですね。
「全部おいしいんやけど、いっぺんに全部は買われへんから」と、お買い物の予算に合わせて選ばれる方もいらっしゃいます。
だから、試食してから「今日はこれにしよう」と決めていただけるのは、すごくいいことだと思います。
――店頭でよく聞かれる質問はありますか。
「これ、そのまま食べられるの?」という質問ですね。
具材が最初から入っているのか、それとも調味料やソースだけで、具材は自分で準備する商品なのか。
そこを確認される方がいらっしゃいます。
「ひょうごメシ」は具材も入っていて、温めるだけで楽しめます。
そういうところも、きちんと説明するようにしています。

――販売を始めてから、予想していなかった反応はありましたか。
「アヒージョ」ですね。
私自身、家で作ったことが一度もないんです。
作ってと言われても、調べないとわからないくらいなんですけど(笑)。
でも、お客様には「家でも時々アヒージョするんやけどね」という方が、思っていたよりもいらっしゃるんですよ。
――「ひょうごメシ」を購入される方の主な世代は?
買ってくださるのは、70代くらいの方から、小学生くらいのお子さんがいる30代、40代のご家族まで幅広いですね。
ただ、ご家族で食べる場合は選び方も変わります。
お母さん自身は辛い「鶏チリ」が好きでも、お子さんと一緒に食べるために「アヒージョ」や「中華風煮込み」を選ばれることもありますよ。

――多方さんご自身は、3種類の中でどれが一番ですか?
味だけで選ぶなら、「中華風煮込み」ですね。
もともと、ああいう少し酸味のある味が好きなんです。
こんにゃくも味が染みていて、家庭ではちょっと、あれだけのこんにゃくを煮るのは難しいと思います。
そのまま食べるだけでなく炒飯のタレにしたり、パッケージには書いていませんが、麻婆豆腐の素にも使えたりします。
このように、いろいろな使い方ができるのも「中華風煮込み」のオススメポイントです。
――ご自宅用だけでなく、お土産として購入される方もいらっしゃいますか。
誰かにあげたいと買ってくださる方もいらっしゃいます。
連休中には、旅行で来られた方が「これをお土産にしようかな」と選んでくださったこともありました。
印象に残っているのは、多可町の加工品と「ひょうごメシ」を一つずつ組み合わせて、お土産にしようと買ってくださったお客様ですね。
新しい組み合わせをご提案できるようになりました。
――お土産として選ばれるときは、どんな点が大切なのでしょうか。
味はもちろんですけど、持ち帰りやすさも大事ですね。
常温で持ち運べることや、コンパクトで軽いこと。車で移動されるお客様でも、そういうところを気にされる方はいます。
その点、レトルトの「ひょうごメシ」は持ち運びやすいですし、お土産やお使い物としておすすめしやすいと思います。

――最後に、「ひょうごメシ」がこれからどんな商品になってほしいと思いますか。
多可町の方にも町外の方にも、こんな商品があると知って、食べていただきたいですね。
ちゃんとおいしいから、自信を持っておすすめできる。
そういう商品が一つ増えたことが、私自身うれしいんです。
特産品の生産者さん、企画した人、考えた人、作った人、販売する人、買ってくださった方。
関わった皆さんが「うれしい」「よかった」と思える商品になることを願って、私も販売を頑張ります。

ひょうごメシの販売はエアレーベン八千代やラベンダーパーク多可をはじめ、兵庫県内のショップ・道の駅でお買い求めいただけます。
・エアレーベン八千代(多可町)
・ラベンダーパーク多可(多可町)
・赤穂観光協会(赤穂観光情報センター/赤穂市)
・北はりまエコミュージアム(西脇市)
・北はりま旬菜館(西脇市)
・道の駅よかわ(三木市)
・道の駅いながわ(猪名川町)
(2026年10月5日の状況)
取扱店舗は順次、拡大してまいります。
是非、お買い求めください。
ひょうごメシのご詳細につきましては、多可町地域商社RAKUまでお問い合わせください。
株式会社多可町地域商社RAKU
・お問い合わせフォーム
・TEL:0795-37-0699
・FAX:0795-21-9053
記事をシェアする